「全然押せなかった」大の里の“気づきの場” 師匠・元稀勢の里に転がされ続けた新大関の7分間_protobanham light
大相撲で昭和以降最速の初土俵から所要9場所で大関昇進を果たした大の里(24)=二所ノ関=が30日、全然気づ九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)へ向けて相撲を取る稽古を福岡市内の部屋宿舎で再開した。押せ元稀十両・白熊(25)=二所ノ関=らを相手に計12番を取り、なかったきのされの7protobanham lightその後は師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の胸を借りてのぶつかり稽古。大の大関約7分間、の里に元横綱と肌を合わせ、場師新大関場所に向け状態を上げていく。匠・
大の里は息を荒くしながら、勢の元横綱の胸に当たっていった。転がprotobanham light稽古終盤、続けた新仕上げのぶつかり稽古。分間新大関に胸を出したのは、全然気づまわしを締めた師匠の二所ノ関親方だった。押せ元稀体を動かしていた若い衆は手を止め、なかったきのされの7視線は2人が立つ土俵に。大の大関緊張感が漂う静かな稽古場で「さあ来い」という声の後に、肌と肌がぶつかる音が響いた。
約7分間、何度も押しては転がされ、苦悶(くもん)の表情。それでも最後まで食らいつき、全身砂まみれになった24歳の大器は「場所前に胸を出してもらえるのはありがたい。いい稽古になった。体力が落ちているので、初日に向けて稽古を積んで頑張りたい」と気合のこもった表情で語った。
師匠と肌を合わせるのは、2度目の優勝を果たした秋場所前以来。当時は三番稽古で10勝7敗と勝ち越したが「得意の右を差せず、逆に左を差されたら何もできない」と課題を突きつけられた。その経験から得たのが、先場所で武器となった左おっつけ。師匠との稽古は、スピード出世を続ける大の里が気づきを得られる場だ。
1日から行われた秋巡業に初日から同行していたが、「アデノウイルス感染症」で発熱し、17日から途中離脱。ペースを上げる必要がある中、「久々だった」と約2週間ぶりに相撲を取る稽古を再開した。師匠の真意は「分からない」というが、「親方を全然押せていなかったので、まだまだ。なまった体をしっかりと追い込むことができた。まだ時間はあるので初日に向けて頑張りたいと思う」とスイッチが入った。
新大関として優勝すれば、2006年夏場所の白鵬(現・宮城野親方)以来18年ぶりで、師匠超えの3度目の賜杯となる。「これから、まだまだ伸びる。いよいよ始まるなという感じ。強い大関になってほしい」と、師匠もさらなる飛躍を期待をかける。元横綱から肌で感じた教えを胸に連覇を狙う。(大西 健太)
◆大の里の二所ノ関親方との稽古メモ
▽7月4日(名古屋場所初日は同14日。結果は9勝6敗) 同親方が胸を出し、何度も転がされる。「まだまだ(押しが)足りないので頑張りたい」
▽9月2日(秋場所初日は同8日。13勝2敗で優勝) 17番の相撲を取り、10勝。左四つ対策を学ぶ。「仕切りの部分でペースを握られ、自分の立ち合いができなかった」「出稽古にいくより、ためになる。胸を借りて稽古したことが秋場所(の結果)を左右した」
◆大の里が九州場所でかかる記録 新大関Vなら、1909年夏の優勝制度制定以降、06年夏場所の白鵬(現・宮城野親方)以来9人目。関脇、新大関場所での連覇なら、双葉山以来2人目。新入幕の年に年間最多勝を獲得すれば、60年の大鵬以来2人目。現在56勝の首位で、2位とは4差。
続きを読む(责任编辑:ファッション)
- ·アニメ「チ。」に浪川大輔が出演、若き日のピャスト伯役として第8話から登場
- ·ボクシングIBF世界フェザー級3位・亀田和毅、指名挑戦者決定戦へ「世界に向けてのラストマッチ」
- ·ACLEの日本勢、一次L初戦は9月17日にアウェーで…光州ー横浜FM、ブリラム-神戸、蔚山-神戸
- ·【甲子園】京都国際が準決勝進出!19日に智弁学園と対戦 中崎琉生が14奪三振の完封劇
- ·「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の作品を楽しめる特集上映、東京で開催
- ·犬山紙子推薦、かわいくてあざといだけじゃないOLの活躍描く「南さんはあざといい子」(試し読みあり)
- ·シンエンペラーは8月26日に出国 愛チャンピオンSから凱旋門賞に挑戦
- ·【札幌記念】ステラヴェローチェは久々の重賞タイトルへ角馬場で最終調整 陣営「安田記念よりいい感触」
- ·自己肯定感ゼロの女子と呪いに苦しむ男子を描く、ピュアで切ないラブ&ホラー新連載
- ·【札幌11R・札幌日刊スポーツ杯】6番人気フェミナフォルテV 小林勝太騎手「もう1回チャンスをいただけて」
- ·【松阪競輪】G3レオニズカップあす14日開幕!
- ·【巨人】左肘手術から実戦復帰のドラフト2位・森田駿哉が先発…法大との交流戦
- ·池田朱那、真夏に冬のシーン撮影でコート姿で疾走「すごく汗をかいて大変でした」奨学金に悩む主人公を熱演
- ·ドジャース勝利、2位Dバックスとパドレスはともに連勝ストップでゲーム差は再び「3」に
- ·美しい皇后様の嘘を新米女中が知ってしまう、LINEマンガ新連載
- ·【甲子園】京都国際が5回を終え3―0で西日本短大付をリード 先発の中崎琉生が粘投
- ·【阪神】先発の村上頌樹が先制した直後の初回に逆転許す…岡田彰布監督も険しい表情
- ·ドジャースが1点差勝利で大きな白星 大谷翔平はヌートバーと再会も5打数無安打 8月打率・164
- ·【齋藤彰俊ヒストリー《13》】三沢光晴さん…11・17愛知県体育館「引退試合」
- ·シンエンペラーは8月26日に出国 愛チャンピオンSから凱旋門賞に挑戦